コミュニケーション・アーティスト
東京工芸大学芸術学部 デザイン学部 教授
NPOクリエイティブスマイル 理事長
町並み絵巻プロジェクト、むすびめくんプロジェクトなど、個人の思い出を共有することで新たな価値を生み出す作品作りを行っています。
コミュニケーション・アーティスト
東京工芸大学芸術学部 デザイン学部 教授
NPOクリエイティブスマイル 理事長
町並み絵巻プロジェクト、むすびめくんプロジェクトなど、個人の思い出を共有することで新たな価値を生み出す作品作りを行っています。
作品は畳1畳大の絵本「唯ちゃんが迷い込んだ思い出横丁」の表紙+見開き3ページとギャラリー電柱で構成されています。
ギャラリー電柱では、携帯のブラウザーで開くと電柱番号を入れる窓があるので、そこに番号を入れるとその場に関係したアニメーションや絵が見れるというギャラリーです。
内容は絵本「唯ちゃんが迷い込んだ思い出横丁」に登場する豚足くんというつくもがみの、人形アニメーションになっています。
横丁という大人の世界に子どもを迷い込むこませることで、横丁の生きた教材としての教育的価値を提示したいと考えました。
現在、横丁の人気の食材は終戦直後の知恵から生まれた貴重なものであり、それらは自然と人間の在り方を考えさせる食材でもあるため、そのことをお店のつくもがみが子どもの唯ちゃんに話して聞かせる絵本仕立ての作品に仕上げました。
例えば、豚足にしても、うなぎにしても、かえるにしても、もとは命がある生物であることに気づきやすい形で食材が提供されています。これは、人間と他の生き物との命の関係を学ぶ良い場でもあります。
つまり、横丁は実は人間関係の教育の場としてだけでなく、生き物と人間の関係を学ぶ教育の場としても捉えて見ようというのが、本作品からの新たな試みです。
2008年より、思い出横丁にて皆さんが描いた横丁の街並みを色々な形で作品化する作品を提示してきました。
8mの巨大なのれん9本にしたり、横丁の思い出を見てもらう一言ギャラリーを作ったりもしました。
今回はゆいちゃんという女の子が横丁に迷い込む絵本という形で作品化しました。
また、横丁グッズとして絵はがきはもとより、各店舗毎のアロハ、Tシャツ、手ぬぐいも制作し、購入して頂く事も可能になっております。